「お金の増やし方を教えてください」を読んで僕が学んだこと

「お金の増やし方を教えてください」を読んで僕が学んだこと

スキマ時間にスマホで読書するのもいいものです。僕は意外と活字好きなので(笑)

このカテゴリ「Kindle本レビュー」では、僕がAmazonのKindleアプリで読んだ本の感想、思った事について記事にしています。

投資というと、一般的には株式とか不動産とかがよく知られていると思います。

まあそんなものに使うお金のない僕としては、あんまり関係ないジャンルかもなあとか思ってたんですが、何も知らないのもどうかな、と思って手にとってみたのが今回紹介する「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」という本です。

「お金の増やし方を教えてください」の概要

この本は、元会社員・大橋弘祐氏が経済評論家の山崎元氏から素人向けの投資方法を教わる、という内容で、会話形式ですすんでいきます。

大橋氏は出版社に勤務していましたが、会社が倒産。退職金500万円を手にしますが、その運用に困ってしまいます。

定期預金の利息も数百円程度、株式投資とか失敗しそうだし、どうしたものか途方に暮れていましたが、この一件をネタに本を出版することを思いつき、有名な経済学者・山崎元氏から素人でもできる投資のコツを教えてもらうことに。

山崎先生は、大橋氏にド素人でもできる、銀行よりもお得なプラス5%くらいの利回りを目指す手法を伝授していきます。

本の体裁は会話形式で、二人のやりとりも会話文なのでサクサク読めるし、欄外に専門用語の解説もされているので投資関係の知識がない人でも問題なく読める内容になっています。

この本から個人的に学んだ重要なこと

僕的には、素人向けの年利5%の投資方法よりも、もっと重要なことを本書から学びました。

山崎先生は色んなことをぶっちゃけてくれるんですが、例えば「日本経済が破綻する」とか、そんなのは素人に金融商品を売りつけるために煽ってるだけだから、とか。

「お金を正しく運用したかったら、銀行には近づかない方が良い」とか。

山崎先生は銀行のビジネスモデルについて言及し、彼らは金持ちは投資させて手数料をいただき、貧乏人は借金させて金利をいただく。それが銀行の商売の仕方で、退職金の運用を銀行の窓口に相談しようものなら、高確率で無駄に高くてリスクのある投資信託などを買わされることになってしまうので、銀行の窓口で金融商品を買ってはいけない、と言い切っています。ぶっちゃけすぎっすね。

やっぱり銀行も所詮は自分らの商売(儲け)が最優先なんで、お客ではなく自分らが得をする金融商品を買わせようとしてくるから、銀行の窓口なんかいかない方がいいよ、ということらしいです。いやー、勉強になりますね。

他にも、「投資信託の99%はゴミ」とか、結構言いたい放題にばっさりと切ってくれるんで、読んでて面白いです。(その後で上場インデックスファンドTOPIXとか、ニッセイ外国株式インデックスファンドをすすめてましたが)

これら以外にも、色々と参考になった事があるので、ちょっと以下にまとめてみます。

●宝くじは世界トップレベルのボッタクリギャンブルです

宝くじは、法律で還元率を50%未満に制限されているので、おそろしく還元率が低くなっています。大体45%くらいだそうで。

もし、宝くじを1万円分買い続けた場合、最終的な平均は4,500円程度になってくるとか。

還元率45%というのはかなり酷い数値で、競馬ですら75%の還元率です。こんなのにお金つっこんでる場合じゃないよなぁ。

ちなみに宝くじで損したお金は「無知の税金」と言われているそうな。情報弱者はカモられる運命ってやつですね。

●医療保険に入る必要はない

保険会社の医療保険に加入している人は結構多いかとおもいますが、山崎先生は、医療保険には入る必要はない、と語っておられます。

その根拠として、民間生保の医療保険は、掛け金の約半分が自分の保障以外に使われているからだそうな。つまり、保険加入者から集めたお金の半数が、保険会社の人件費や広告費に使われているという事です。

山崎先生は昔、保険会社の運用部門に勤務していたそうですが、保険料の詳細な明細などの資料を見たことがなく、顧客側が払っている手数料が分からないなど、不透明な部分が多い点を問題だと指摘しておられます。

よって、運用や中身が不透明な医療保険には入る価値はない、と断言しておられました。そのかわり、保険料の分を貯蓄しておき、必要な時に使えば良い、それで十分、ということです。

もしガンを患ったとしても、大抵の治療は高額医療費制度でまかなえるので、高いがん保険に加入する必要ないよ、とこれもばっさり。

他にも、結婚するべきかどうかや、家を買うべきかどうかといった問題についても、山崎先生なりのコメントが聞けて面白かったし、参考になりました。

僕的には、これらの契約するべきでないものについての解説がとても参考になりましたね。本書の趣旨とはちょっとずれてるかもしれませんが(笑)

まとめ:「お金の増やし方を教えてください」は貧乏な人にも参考になる部分がある本

本書は基本的には、ド素人でも手堅く運用できる投資方法について解説された本です。なのでその手の知識を求めている方にはとても参考になると思います。

その一方で、ほぼ日銭暮らしで投資に回せるお金のない僕のような人間にも意外と参考になる点がいくつかありました。損をしないお金の使い方について、考えを深める良いヒントになる本だと思います。

分量も多くないし、会話形式でサクサク読めるので活字があまり好きではない人でも読みやすくていいですよ。

 

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